新病院では手術室が3室から5室へ増室されました。
O-armイメージングシステムは、アルファベッドの「O」という形を模した、手術中にX線を用いた高精細な透視画像と、CTのような三次元(3D)画像が、撮影できる画像システムです。
脊椎脊髄手術など、手術時に医師の視野に入らない、ブラインド部分が大きい高い難易度の手術には特に威力を発揮します。
手術中にO型のアーム内360°方向からCTスキャンを行い、管部の三次元画像情報を取得します。これを術中のナビゲーションシステムへ転送し、医師はリアルタイムの3D画像で種々の確認を行いながら、高い精度で手術を行うことができます。
Cアーム型X線TVシステムは、手術室において患部の位置や状態をリアルタイムで把握するために用いられます。
当手術室には3台のCアームが稼働しています。
様々な手術台に接続して、C―アームのアクセスを最大限に引き出すことができるシステムです。
手術台と連動し、スムーズな横転・縦転動作を可能にします。そして、仰臥位、腹臥位、側臥位などの様々な体位に対応します。
当手術室では2台のKMPカーボンフレームが稼働しています。