慶友健康寿命延伸センター

健康寿命延伸センター

健康寿命延伸センターとは

健康寿命延伸センター

近年、未曾有の高齢社会に伴って、介護予防、転倒予防が市区町村に限らず、都道府県、国レベルにおいても活発に実施されています。
当院でも前身である慶友転倒骨折予防医学センターを2002年に立ち上げ、医療機関が地域へ還元できる事に重点を置き、運動指導や転倒、骨折予防の啓蒙活動に積極的に取り組んでまいりました。
発足のそもそもの動機は「大腿骨頸部骨折を減らそう」というもので、当時、大腿骨頸部骨折は非常に5年予後ないし10年予後(骨折後5年、10年後に生きているかどうかという指標)が非常に低い傾向にありましたが、現在では、骨折発症そのものも減少傾向になりました。
時代のニーズとともに「転倒」「骨折」はお題目としては狭義になり、より広い視点での地域貢献が必要と感じました。
このたび、健康寿命延伸センターとして名称を変え、その名のとおり、「健康寿命の延伸」への取り組みを専門的に行ってまいります。

健康長寿とは

平成28年時点での日本人の平均寿命は、男性80.98年、女性87.14年となっています。
健康上の問題に制限されることなく日常生活をおくることができる期間のことを「健康寿命」といいますが、平成25年時点での日本の健康寿命は、男性で71.19歳、女性で74.21歳でした。
長生きするだけでなく健康で生活できる期間をなるべく長く、元気に過ごしていくことが重要とされています。

当センターの特色

専門医師による健康長寿外来

専門医師による総合診察と、多職種による身体機能の評価を実施し、健康寿命に関わる項目を包括的に判断します。

専門的職種

当センターのスタッフは、慶友整形外科病院ないし宇沢整形外科に勤務しています。
医師、看護師、理学療法士、作業療法士、レントゲン技師、薬剤師、栄養士、運動実践指導者、事務と豊富な職種、人材が介入することで、より医学的に、より専門的に取り組んでいます。

地域への介入

館林市を中心とした周辺市町村への健康増進、健康寿命延伸のお手伝いをしております。
市への協力開始より延べ15000名近く地域在住者へ介入をおこなっております。